奈良教育188体育app_188bet亚洲体育-平台*官网附属小学校には、非常に元気で、自分の考えを自分の言葉にして自分の声でみんなに伝えることができる子どもたちが極めてたくさんいます。クラスの中で、学校で、自分の居場所があり、何を言っても、間違ったとしても大丈夫といった雰囲気の中で学校生活を送ることができていることが、躊躇せずに自分の考えをみんなに発信する原動力の一つとなっていると受け止めています。
子どもたちがこのように自信をもって学習や生活をつくっていけるのは、本校教員の働きかけがあるからこそだと考えます。本校教員集団は、いつも子どものこと、学校のことを丁寧に伝え合って情報共有し、つながろうとしています。また、どの教員も専門性をもちながら、どの教科においても、子どもたちにとって何が必要か、何が一番かということをいつも念頭に置き、授業の組み立てを考えたり授業に当たったりする姿が見られます。
子どもたちが、集団の中で互いにみがき合ってすくすくと伸びることができるよう、子どもたちの「今」をしっかりと把握し、「先」を見据えて、教育の本質を深く考えることを大切にしている教員集団だからこそ、先に述べた子どもたちの育ちが見られるに違いない、そんな風に捉えています。
私が本校に赴任してひと月が過ぎましたが、まだ、本校の「よさ」のほんの一部分しか見えていないと思います。これまで積み上げてこられた先達の営みをしっかりと受け止め、本校が大切にしてきたものを大切にしながら、課題となる部分は改善を図り、より優れた教育実践に繋げていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
校長 遠藤 孝晃
